不治の病 くる病について
どうもモスさんです
今回は有名なあの病気[くる病]について説明していきます。
くる病とは何か
くる病とは簡単に言うとカルシウムの不足により骨が変形してしまいます。
それにより目が開かなくなってしまったり最悪の場合、餌を食べられないそんな状態になってしまいます。
自分の飼っている子がこうはなりたくないですよね?なのでここではその対策などについて話していきます
くる病がなぜ起こるのか
考えられる原因は大きく2つあります。
1つが先述の通りカルシウム不足です。
そしてもう1つが紫外線不足です。
まず爬虫類は日光浴をします。これには体温上昇と紫外線を浴びるという2つの目的で行われています。
紫外線(中でもUV-B)を浴びることでカルシウムの吸収に必要なビタミンD3を作ります。なので紫外線を十分に与えないとどれだけサプリをあげても効果はありません。なので紫外線とサプリどちらもあげましょう。
くる病の対策
くる病の対策は紫外線をしっかりとあげることとサプリをまぶすことです。しかしUV-Bはガラスに反射してしまいます。日当たりのいい場所に置いとけなんて安易な発想はやめましょう。最悪日光が強すぎて生体が死んでしまいますし温度管理も難しくなります。なので紫外線灯が必須なわけです。
さらに餌となるコオロギ、ゴキブリにはほとんどカルシウムが入っていません。カルシウムの添加パウダーも必須です。(これをダスティングと言います)
または栄養のある餌をコオロギに与えるという選択肢もありますが目に見える変化が少ないので不安要素が残りますし食事からの栄養補強など限界があります。(これをガットローディングと言います)
ダスティングとガットローディングについて
話はそれてしまいますがダスティングとガットローディングについても説明していこうかと思います。
肉食のトカゲは野菜を食べません。
そう当たり前だと思いますよね?ではどうやって足りない分の栄養を補うのか?そこで鍵となるのがガットローディングのやり方にあるのです!
もともとトカゲ類がどのように栄養を補うのかというと餌が食べたもので補給します。虫が野菜を食べて、その直後にその虫を食べることで間接的に野菜を食べることになります。なのでその野菜の栄養を摂ることとなり虫だけでは摂らない栄養を摂取します。これを人工的に行うのがガットローディングです。
次にダスティングについて。ダスティングではカルシウムパウダーと呼ばれるサプリを使用します。現在、私はこれを使っています
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ダスティングはただサプリをふりかけるだけです。
別で売っているマルチビタミンというものも使うほうがより効果的です。
頻度はカルシウムがほぼ毎回(5回に1回くらいはかけなくてもいいかな?位)でマルチビタミンの方はビタミン過多になってしまうらしく2、3回に1回かけない位です。
まとめ
くる病は絶対に対策しておこう!初心者がハマりやすい罠でもあるためしっかりと子の様子や温度を見ながら体調に気をつけましょう。
自分でその子の適切を見つけてしっかりと可愛がりましょう!楽しい爬虫類ライフを!